2024.12.02
軽貨物ドライバーにとって貨物保険は必須です。弊社でも契約するドライバー様には加入いただいてます。
輸送中の荷物を守るために、予期せぬ事故や盗難に備える必要があります。
もちろん個人事業主として自分自身を守るためにも備えておきたい保険の一つとして貨物保険の貨物保険についてご紹介します。
「貨物保険」とは、輸送中の荷物に事故等で損害が生じて損害賠償責任を負った場合に補償を受けられる保険です。
補償される葉には保険の契約内容によって異なりますが、走行中や積み込み中に荷物が破損した、車上仮置き中に盗難に遭ったというような場合に補償を受けられます。
軽貨物運送業において、配送中に発生する事故やトラブルから生じる高額な賠償責任は、常にドライバーを脅かすリスクです。
貨物保険はこのリスクを軽減し、荷物の破損や盗難による損害をカバーすることで、事業の安定性を保ちます。
一般的な自動車保険とは異なり、貨物保険は配送物自体に焦点を当て、事業者の財務保護と顧客からの信頼維持に影響します。
そのため、事業の継続と顧客満足のためにも、貨物保険への加入が不可欠です。
補償される内容の例をご紹介します。
その他にも損害賠償金の補償だけでなく、争訟費用や損害防止費用、検査費用などへの補償も含まれていたりオプションで付けることができたりします。
どのような補償が含まれるのか、逆にどのような場合に補償されないのか契約時にしっかりと確認するようにしましょう。
軽貨物運送業を行うのであれば貨物保険はほぼ必須だと考えてください。
前述したように弊社でも契約ドライバー様には加入いただいてます。
軽貨物であればあまり大きなものは運ばないので賠償額もそれほど大きくならないと思うかもしれませんが、精密機械など小型でも高価なものを運ぶ可能性もあります。
また、1個1個は安価なものであっても大量に破損すれば賠償額も大きくなります。
どんなに気を付けていても、預かった荷物を絶対に破損させたりしない、とは言い切れないと思います。
万が一に備えて貨物保険に加入することをおすすめします。
大手物流会社などから運送業務を受託する場合、貨物保険への加入が前提となっていることが多いです。
そのため、貨物保険に加入していなければ受けられる仕事の幅が狭くなります。
最近はマッチングサービスを使って仕事を探す方も多いと思います。
こうしたマッチングサービスにおいても貨物保険への加入を必須としているところもあります。
逆に、大手のサービスでも貨物保険への加入がなくても登録ができるところもありますが、幅広く登録するのであれば貨物保険への加入をした方がよいでしょう。
貨物保険は事業の継続性を保証し、様々なリスクから貴重な荷物を守るための重要な手段です。
この保険は、予期せぬ事故や自然災害から荷物を保護し、企業の財政的な安定を維持する役割を果たします。
次に、貨物保険の主な種類とそれに対応する保険料の概要を見ていきましょう。
貨物保険には、主に全面的な補償するタイプと、限定された特定のリスクを補償するタイプの2種類があります。
全面的な補償するタイプは、荷物の破損や盗難はもちろん、雨濡れなど予測不可能な事故にも対応しており、幅広い保護を受けることができます。
一方、限定保障型は、主に交通事故や火災など特定の高リスクイベントにのみ対応しており、特定条件下でのみ必要な保護を提供するため、コストを抑えたい事業者におすすめです。
貨物保険の保険料は、補償の範囲によって異なります。
全面的な補償するタイプは保険料が高めに設定されています。具体的には、年間で約20~50万円ほどで設定されています。
限定された特定のリスクを補償するタイプの保険料は、低価格に設定されておりコストを抑えたい方におすすめです。
個人事業主として軽貨物運送業をしていく中で、大きなリスクをカバーできる貨物保険は荷物を守るだけでなく自分自身を守ってくれる、とても大切なものです。
保険に加入せず、事故等が発生し賠償のために廃業せざるを得なくなることを防ぐためにも、貨物保険の加入をおすすめします。
2024.09.05
2024.08.30
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