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2024.12.19

【初心者向け】軽貨物運送業の開業後の手続き完全ガイド

軽貨物運送業を開業されたおめでとうございます!無事に事業を開始されたことと思います。
開業後には、様々な手続きが必要になります。まずは、税務署への開業届出が必須です。開業から1ヶ月以内に提出するようにしましょう。
また、社会保険や雇用保険への加入、自動車保険の見直しなども必要となります。これらの手続きを怠ると、ペナルティを受ける可能性もありますので、注意が必要です。

 

車両に関する手続き

軽貨物運送業を始めるにあたり、車両に関する手続きも重要です。

 

黒ナンバーへの変更

開業後、車両のナンバープレートを一般車両用の黄色ナンバーから事業用車両用の黒ナンバーに変更する必要があります。この手続きは、運輸支局で行います。

  • 必要な書類 事業用自動車等連絡書、車検証のコピー、使用中の黄色ナンバープレートなど
  • 手続きの流れ 運輸支局に申請書を提出し、審査を受けます。審査に通れば、新しい黒ナンバープレートが交付されます。
自動車税の申告

事業用車両は、一般車両とは異なる税率で自動車税が課されます。毎年5月までに、納税通知書に基づいて納税する必要があります。

自動車保険の見直し

事業用車両には、一般車両とは異なる自動車保険が必要になります。運送中に発生する事故への備えや、貨物の損害に対する補償などを含む保険商品を選びましょう。

 

経理・帳簿に関する手続き


軽貨物運送業の経営を円滑に進めるためには、正確な経理処理が不可欠です。

収入・支出の記録

収入や経費を正確に記録するために、帳簿を付けましょう。
現在は、クラウド型の会計ソフトを利用することで、簡単に経理処理を行うことができます。

確定申告

1月1日から12月31日までの1年間の所得を計算し、翌年の3月15日までに税務署に申告する必要があります。
青色申告を行うことで、所得控除を受けられる場合があります。

その他
  • 領収書の整理 経費として計上するため、すべての領収書を整理しておきましょう。
  • 銀行口座の管理 事業用の銀行口座を設け、収入と支出を明確に分けるようにしましょう。

 

その他手続きと注意点

軽貨物運送業には、上記以外にも様々な手続きや注意点があります。

運送業許可

地域によっては、運送業許可が必要な場合があります。事前に管轄の行政機関に確認しましょう。

労働保険への加入

従業員を雇用する場合、労働保険に加入する必要があります。

トラブル発生時の対応

運送中に事故が発生したり、荷物が破損したりするなどのトラブルが発生した場合、適切に対応できるよう準備しておきましょう。

 

まとめ

軽貨物運送業の開業後には、税務署への開業届出、車両の黒ナンバーへの変更、自動車保険の見直し、経理処理など、様々な手続きが必要となります。これらの手続きを怠ると、事業継続に支障をきたす可能性もあります。

また、運送業許可や労働保険への加入など、地域や状況によって異なる手続きがあるため、事前にしっかりと調べておくことが重要です。

開業後も、常に最新の情報を収集し、法令順守を心がけながら、事業を安定的に運営していきましょう。

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